初めて車を運転したときに思ったことをつらつらと書いてみる

大学一年生の夏休みに私は車の運転免許を取るために地元の車校に通っていました。初めて運転席に座ったとき、ついにこの私も車を運転するような年齢になったのか・・・と着々と社会人への階段を登っていることに若干の感動を覚えました。一瞬そんな喜びを感じたものの、シートベルトを締め、エンジンをかけて車を発進させたときには、得も言われぬ なんとも不思議な恐怖心を感じました。

この不思議な恐怖心は一体何なのか、そのときはうまく理解できませんでした。しかし、今はなんとなくそのときの気持ちが説明できるような気がします。それは、私が車を運転したときに感じた恐怖心は、自分の操作一つで簡単にまわりのものを壊せてしまうという恐怖心なのだということです。

例えるならば、普通の家に置いている包丁でさえも、もし自分が使い方を謝れば簡単に人を傷つけることができてしまうという怖さに似ているのだと思いました。自分が今握っているハンドルをちょっとでも大きく回してしまえば、大きな事故を引き起こしかねないのです。そう思うと妙に緊張して肩に力が入りました。

それと同時に、この緊張感は今後も絶対に忘れてはならないのだと思いました。仮に勉強していているうちに眠くなって、うとうとしても、誰かを怪我させるようなことはありません。でもそれが運転中であったら取り返しの付かない重大な事故につながることになるかもしれないのです。

最近見たニュースの中には、スマートフォンで漫画を読みながら運転していたがために、前方を走行しているバイクに気づかず接触事故を起こした、というものがありました。運転という行為は何も珍しいことではなく、慣れてしまうとついついないがしろにしてしまいがちです。しかし、自分が握るハンドルには誰かの人生がかかっていることもあるということを私達は十分に理解しておかなければならないと思います。

結局私は夏休み中に運転免許を取得して以来、半年以上運転をしていません。おそらく、大学生のうちは運転する機会はないのではないでしょうか。今後、私生活で車を運転する必要が生まれた際には、きちんとドライビングスクールなどに通って運転の感覚を取り戻すつもりです。

近年では、あおり運転や動画サイトにネタとして投稿する目隠し動画など、危険な運転にまつわる報道が後を絶ちません。初めてハンドルを握ったときのあの気持ちをみんなにもう一度思い出してほしいなと強く願います。